海外で「さば・さば寿司・しめさば」を食べる方法

海外で「さば・さば寿司」を食べる方法食材班
食材班

さば寿司、さばの味噌煮、しめさば、焼きさば、日本人の心を掴んで離さないさば料理。海外でも食べたいですよね。

普通のスーパー・魚屋でさばは売っている

さばは英語で「Mackerel」と言い、普通のスーパーや魚屋さんで見かけることがあります。

丸っと1匹の状態

お魚屋さん・スーパーの中の魚屋カウンターで見かけます。頼めば内臓処理をしてくれますので、頼んでみましょう。

フィレ(切り身)のパック

切り身になっている状態なら料理も簡単ですね。さばの味噌煮もこれで簡単に作れちゃう。

フィレ(切り身)の冷凍

さばは冷凍でも入手が可能です。お店で生のが見当たらない時や、常備したい時などにとても便利です。中でもフランスのPicard(ピカール)のさばフィレは海外在住者の間で美味しいと評判です。(イギリスでの購入可能)

さば寿司・しめさばを自分で作ろう

さて、信用できる魚屋さんが近所にある方や、ご自身で釣りをされる方は生で手に入れたさばでお寿司を作ることもあるかもしれませんが、お住まいの地域によっては難しいのが現状です。

そこで、先ほど登場しましたPicard(ピカール)の冷凍さばフィレを使用したさば寿司・しめさば・焼きさばを作ることができるそうです。新鮮な状態で冷凍されており比較的安全に食べられるとのことですが、製造元が生食を推奨しているわけではないので自己責任でご判断ください。

さば寿司を作ってみた!

さば寿司ずーっと食べたかったんです。フランスのメーカーですがイギリスではOcadoでPicard(ピカール)商品を扱っているので簡単に入手可能でした。

どうやら何種類かしめ方や味付けに方法があるようで、

① お酢・砂糖・昆布(あれば)を入れて漬ける(簡単!)
② 砂糖→塩→お酢 or レモンの順にそれぞれ漬けてしめる
などなど

そもそもさば寿司など作ったことがなく分からないので、上記の2つの方法でやってみました。お寿司にする場合は、漬けてる間に完成時間を予想して酢飯を準備しておいくといいですね。

しめ方① お酢・砂糖・昆布(あれば)で漬ける

手順は、冷凍庫からフィレを出しフリーザーバッグにお酢・砂糖と一緒に入れて、冷蔵庫に入れ一晩おく。解凍されると同時にさばが漬かる。その後骨を取り、薄皮を剥き、米と一緒に巻く。(参考レシピは記事の最後に)

まず、冷凍のまま調味料を入れて冷蔵庫で一晩おくわけですが、レシピを適当に見て作っちゃダメの代表例のようなことばかりしました。(美味しくできましたが、もっと美味しくなっただろうなという失敗。)

早速、色々失敗:

  1. 先にさばを解凍してしまいました。解凍する過程で調味料を吸収するとのことなので次回気をつけたいと思います。
  2. 半身なので、ミツカンのすし酢を大さじ1入れました。お酢と砂糖ってことは、すし酢でしょって安直な考えでやりました。しかし、作ってみて思ったのが、もっとお酢が効いている方が自分の好みなのでちゃんとしたお酢をもっと入れたら良かったなと。これも次回の改善点ですね。
  3. 今回は時間がなく、半日だけ冷蔵庫におきました。もっと入れたほうが当然漬かる。

冷蔵庫で半日経過(ダメじゃないけど、もっと長いほうが良さそう)。これでしめるのは完了!めっちゃ簡単。お寿司にする工程は次の次の項目「骨・薄皮を取り除き、棒鮨にする」にて。

しめ方② 砂糖→塩→お酢 or レモンの順にそれぞれ漬けてしめる

手順は、解凍したさばフィレに、砂糖をまんべんなくかけ1時間冷蔵庫、洗って水きる、塩をまんべんなくかけ1時間冷蔵庫、洗って水きる、お酢 or レモンをかけて15分程冷蔵庫に入れてしめるの完了。その後骨を取り、薄皮を剥き、米と一緒に巻く。(参考レシピは記事の最後に)

今回はレモンを使いました。

解凍したフィレを使います。

皮の方もね

まず、砂糖をまんべんなく両面にまぶして、冷蔵庫で1時間おく。

1時間後、汁出てる。砂糖を洗い流してキッチンペーパーなどで水気をよく取ります。(入れ物もね)

皮の方もね

水気を取ったら、今度は塩をまんべんなく両面にまぶして、冷蔵庫で1時間おく。

1時間後、また塩を洗い流してキッチンペーパーなどで水気をよく取ります。(入れ物もね)

水気を取ったら、今度はお酢またはレモン汁1個分をかける。皮の方にも。

これで冷蔵庫に15分ほど。トレーが大きすぎて液体がさばにかかってない気がしたので、ひっくり返して斜めにして液体につかるようにしてみました。

これでしめるのは完了!

骨・薄皮を取り除き、棒鮨にする

さて、さばがしまりましたら後は同じ工程です。漬けてる間に酢飯を準備しておいくといいです。

この赤い部分にまだ骨がありますので、まず骨を取り除きます。この部分を指で触ってみるとツンッとしたものがありますので、骨抜きのある方はそれで抜き取ります。細い方になっていくほど骨がなかったです。

私のようにそんな道具無いわという方は、指と爪で頑張ってつまんで抜くこともできました。若干身を一緒に引っこ抜くことはありますが、やれないことはないです。大丈夫。

幅広い方の側面にも触ると骨があったので、忘れないように。

はーい、骨取れました13本くらいでしょうか。指で抜いたせいか、若干掘った感がありますが寿司にしちゃえばバレません。

じゃあ次、薄皮むきます。端っこの方をちょっと引っ掛けると薄皮がピロッとめくれました。気を抜くと端っこの身の部分と一緒にめくれちゃうので、途中包丁を間に入れたりしてゆっくりむきました。

細い方からとか広い方からとかコツはあるかと思うのですが、1回やってみて好きな方法でいい気がします。

薄皮じゃないところをめくってしまった失敗例

↑これは失敗例です。これが薄皮かと思ったら違っいました。危なくさばの代名詞と言っても過言では無い銀色の模様の部分全部取っちゃうところでした。

はーい、めくれました。

では、棒鮨にしていきましょう。巻き簾の上にラップを敷き、先ほど〆たさばをのせます。

なんと、寿司を巻くやつが箱の中から見つかったので今回初登場。(それまで巻寿司は、ラップだけだったり、ランチョンマットで代用していました。)

今回は庭で栽培している大葉も入れます。

酢飯をのせて、巻いて棒状にします。

おお!それっぽい。このままラップのまま包丁で切ると形が崩れにくいそうです。包丁を途中で拭かなくても結構すんなり切れました。

はい、さば寿司完成!!

どっちも美味しかったです、今回入れませんでしたが昆布入れたほうが美味しいとのことなので次回入れたいです。後、①寿司酢で〆ても②レモンで〆ても美味しかったですが、もっと酢が効いているのが自分の好みなので、次回は普通?の酢を使いたいと思います。海外でどの酢を選べばいいのか調べねば…。

①と②でどう違うのか?に関してですが、特に①の方でレシピの大事な工程を完全無視してしまっているので、比較も何も無いのですが、
① とにかく簡単!
② 工程は若干多いですが、①よりも魚の臭みが取れて食感も若干まろやかな?感じがした

これはもうお好みでって感じですね。①が魚臭いと言うわけでは無いですし、実際作ってみて①も②も簡単です。さば寿司って多少魚臭いのも魅力の一つな気もしますし、もっと違う〆方もあると思います。一緒に食べるご家族やゲストの方の好みにもよると思いますので、皆さんのライフスタイルにあったお好きな調味料や割合を見つけて下さい。

番外編:米入れすぎ注意

欲張ってお米を乗せすぎ、どう頑張って押し込んでも横にはみ出してしまいました。

その結果、こんなに不公平なことに。責任持って私が食べました、酢飯大好きだから大丈夫。

参考にしたサイト

どれらも素晴らしく、こっちが良い・悪いと言うものでは決してありません。感謝!

さば寿司 レシピ 冷凍サバ ピカール

結論:できる?できない?

海外でもさば寿司食べられた!嬉しい

さばを買う:
・普通の魚屋さん・スーパーで売っている
・英語でさばは「Mackerel」
・パックや、冷凍もある

さば寿司を作るなら:
・ピカールの冷凍サバフィレなどでできる(自己責任)
・〆方は色々ある

海外コレできる部
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