バジルや他のハーブとはやっぱり違う、日本料理には欠かせない「青シソ・大葉」。海外在住者の中で一番自家栽培されている定番植物ではないでしょうか？さらに、海外の料理番組を見ていても人気シェフやコンペティション参加者などが「Shiso」を使っているのを見かけます。
アジア系スーパーでたまに取り扱いアリ
人気が出てきているとはいえ、海外の普通のスーパーで見かけることはまずありません。しかし、アジア系のスーパーマーケットでは冷蔵コーナーでたまに見かけることがあります。大型のお店だと特に見つかりやすいです。
大型アジア系スーパーじゃなくても、たまにある
決して大型でもなく日本だけに注力しているわけでもないお店でも取り扱っていたので、冷蔵コーナーを探してみる価値があります。
今住んでいる地域に引っ越してきた時、隣街のアジア系スーパーを探索していた時にお店の人とたわいもない話をしました（アジア系の方と英語で）。「隣の町に引っ越してきて、アジア系スーパーが無いから来たんだ」と話していたら、思いついたように冷蔵コーナーから賞味期限間近のシソを持ってきて「ほら、これ好きでしょ」ってプレゼントしてくださいました。（好きですー！また来ますー！…シソに釣られた笑）
青シソ・大葉を栽培しよう
青シソ・大葉は日本でも初心者が栽培しやすい植物として人気です。海外でも種が手に入れば比較的簡単に栽培することができます。
種はネットショップで入手可能
「Perilla Shiso Green Seeds」で検索すると種のネットショップなどで青シソ・赤シソ共に見つけることができます。たま〜に種類がある時もあるのでお好みで選んでください。
Perilla Shiso Sheeds + お住まいの国・エリア (UK など)
プランター栽培OK・ベランダ栽培OK・半日陰OK
多少日当たりの悪い場所でも育つのがシソ栽培の魅力的な所でもあります。葉が固くなってしまうため、むしろ半日陰で栽培したほうが美味しいシソが収穫できます。
虫除けにネットはあったほうがいい
香りの強いハーブは虫がつかない…と願ったのですが、なんの対策もしないと青虫がつきます。見つけたら割り箸でつまんでポイー！っとしますが、虫が嫌いなので正直気持ちの良いものではありません。私はネットのかけ方が悪く完全に排除できた試しがありませんが、それでも効果的なのでネットを早い段階で導入することをお勧めします。
芽ジソ・穂ジソ・実ジソも食べよう
自分で栽培すると、日本でもちょっと高級な薬味「芽ジソ」や「穂ジソ・実ジソ」を食べるチャンスに恵まれます。
芽ジソ
「芽ジソ」は、タネを撒いて発芽し始めた頃から強く良い芽を残すために周りのいらない芽をカット（間引き）します。そのカットした芽は食べることができるので、お刺身やお豆腐などの薬味としてちょっとしたご褒美になります。小さくてもちゃんとシソの味がするんですよ。
穂ジソ・実ジソ
「穂ジソ・実ジソ」は、シーズンの終わり頃に花が咲くと収穫ができる最後のお楽しみです。天ぷらにしたり、穂を茎から外して醤油やめんつゆ漬けにすると美味しいです。
次の年も同じ場所に生えてくる？
花が咲いて実をつけた後放置しておくと、種ができて地面にこぼれます。このこぼれ種から次の年にシソが生えてくることがあります。実際、カナダで知り合った方のお庭にシソが生えていまして、「毎年勝手に生えてくるんだよね〜」と羨ましいことをおっしゃっていました。
室内で栽培
種が手に入りますので、室内でも環境が整えば栽培することができるはずです。通常シソは寒くなってくると花を咲かせ、その後徐々に枯れてその年の収穫時期を終えます。しかし、室内なら室温で維持がしやすいので栽培が可能となります。ご家庭で室内栽培されている方は、シソもぜひ試してみてください。
水耕栽培で「シソ一年中栽培計画」企み中
今年始めた「水耕栽培」でシソを1年中栽培できるか挑戦したいなと思っています。成功されてやり方をシェアしてくださっているHPや動画がたくさん出てくるのでそれを参考にボチボチやります。
イギリスでの野菜栽培の様子はTwitter (@kore_dekiru)でのんびりつぶやいておりますので、ぜひそちらも遊びに来てください。「イギリスで」と謳ってはおりますが、種が手に入ればどの国でも一緒だと思います。むしろ他の暖かい国に住んでいる方が条件がいいですし、手に入る種の種類が多そうなので、住んでいる国に関係なく「こっちはこうだよ〜」など色々教えてください。
結論：できる？できない？
餃子に入れて食べるのが好き！
買うなら：
・アジア系スーパーマーケットで扱う所が時々ある
栽培するなら：
・種はネットショップで「Perilla Shiso Green Seeds」で検索
・プランター、ベランダ、半日陰で栽培OK
・虫除けネットがオススメ
・芽ジソ・穂ジソ・実ジソも忘れずに楽しもう
