海外で「湯葉」を食べる方法

海外で「湯葉」を食べる方法食材班
食材班

旅館で出される夕飯や、和食のコースで出てきて食べたことがあるものの、あまり自宅の夕食で出てこない為か、(コレできの中で)無条件で品の良いものを食べている気になれる食べ物の上位にランクインにする「湯葉」。

豆乳を煮詰めると出来るものだというのは把握しているものの、日本に住んでいた頃自分で買ったことがない為、どんな風に売ってるのか想像すらつきません。さて、海外で手に入るのでしょうか?

豆乳を煮詰めると「生湯葉」ができる

「豆乳を煮詰めた時に、表面に貼る皮膜をすくい取ったものが生湯葉。」なんと美味しそうなことでしょう。豆乳鍋を楽しみながら、表面にできた生湯葉をいただく…いいですね。

ただ、めんどくさい。大豆から豆乳を作るのも、時間が許すなら楽しい作業です。しかし、手作り豆腐&おからを1回挑戦して楽しんだあと2回目が全く発生していない私には「湯葉食べたい!さあ豆乳作るぞ。」とはなかなかならないものです。

豆乳買えばいいじゃないとなると思いますが、私のリサーチ不足かもしれませんが海外では「無調整豆乳」なるものが簡単に見つからない。以前レンチン豆腐を作ろうとして大豆固形分が10%以上の豆乳を探しましたが、見つけるのが難しいのです。(地域差あり、高級品で良ければあるかもしれない)

「乾燥湯葉」がアジア系スーパーにある

アジア系スーパーに行くと乾物コーナーが大体あると思います。パッと見は、怪しい乾物がいっぱい並んでいるわね…と近寄りがたいのですが、よくよく見ると面白いものが並んでいます。干し椎茸は皆さん常用されてると思いますが、その他にも商品名を落ち着いて見ると、木耳や百合根など結構馴染みのあるものがあります。

さて、今回見つけたのは、中国系の商品で「Dried Bean」や「Dried Bean Curd」、コレが湯葉です。スティック状のものとシート状タイプがありました。

台湾出身の知り合いに見せて、どう使うのか聞いたところ、食べたい硬さによって、
・下茹でしてから使う
・鍋みたいな料理は好きなサイズに割って具材を煮込む時に一緒にぶっ込む(シートタイプ)

但しスティック状のものは中まで茹で上がるのに結構時間がかかりまして、食べる前にしっかり煮込む料理じゃない場合は、先に下茹でをした方がいいです。(次項のように、お鍋の生野菜と一緒に入れて煮ましたが、野菜が煮えてもスティック状の乾燥湯葉はまだ中が硬かったです。)

もちろんお鍋だけじゃなくて、湯葉っていろんな楽しみ方があると思うので挑戦してみたいなと思いました。

Dried Bean, Dried Bean Curd + お住まいの国・エリア (UK など)

スティック状の乾燥湯葉

とりあえず初回だったので鍋に入れて使うことにしました。手で適当に4〜5cmに割って、野菜と一緒に煮込んでみました。

※先ほど書きましたが、スティック状のものは先に少し下茹でしておくと早く芯まで柔らかくなるのでおすすめです。

グツグツ。いい感じになってきました!野菜が煮えてきましたが、湯葉を一つ齧ってみると中心部分がまだ硬いです(泣)

この日は、鍋を火にかけながら食べていたのでどんどんと乾燥湯葉が柔らかくなりこのようになりました。おお、美味しい!ちゃんと湯葉です。スティック状のは噛みごたえもあっていいですね。

シート状の乾燥湯葉

鍋をやっている途中で、もう少し湯葉が食べたくなりまして、シート状のものを途中で追加することにしました。袋から出すと結構大きいです。

手でパリパリと割って食べかけの鍋に投入!スープに浸るようにしてグツグツ煮ること約6分。コレも美味しくできました。

結論:できる?できない?

乾燥湯葉なら簡単だね!
お鍋だけじゃなくて色々使ってみたいな

自分で作るなら:
・豆乳を煮詰めよう
・豆乳を買うなら大豆固形分が高いものを探そう(10%以上目安)

買うなら
・乾燥湯葉「Dried Bean」や「Dried Bean Curd」を探そう
・シート状とスティック状があるのでお好みで
・スティック状は特に芯が硬いので下茹でするといい

海外コレできる部
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