海外で「生ラーメン・中華麺」を食べる方法

生ラーメンを海外で食べたい パスタマシンで自分で美味しい麺を作ろう!食材班
食材班

インスタントラーメンも美味しけど、海外でも生ラーメンが食べた〜い!近所に誰でもいいから本格的なラーメン屋さんオープンして〜!(ドイツのベルリンにある「Cocoro」みたいなお店が近所に欲しい〜!)とお嘆きの皆さん、お元気でしょうか?今回は生ラーメン・中華麺を探してみましょう。

スーパーマーケットに売っている麺

普通のスーパーマーケット

ラーメン・中華麺は海外で人気なので、乾麺・生麺・真空パック・冷凍の麺を普通のスーパーでも見かけるようになりました。冷凍以外の麺は、日本のラーメンを知っている方だと「ん?ラー..メン?ちょっと違う」と思われることもあるのではないでしょうか。

ラーメンじゃなくて焼きそばなどを作る場合、生のエッグヌードルでもいい感じにできますね。

アジア系スーパーマーケット

アジア系スーパーの冷蔵コーナーで買った生麺

普通のスーパーに比べて種類が当然豊富です。上記の乾麺・生麺・真空パック・冷凍の麺に加え、冷蔵コーナーに力を入れているお店なら生麺を置いているお店が多いと思いますのでチェックしてみてください。お好みの麺が見つかると良いですね。

パスタを重曹で茹でる

これぞザ・ライフハック!乾燥パスタを使うので生ではありませんが、パスタを重曹と茹でるだけで中華麺みたいになるなんて、面白い。実際に作ってみた体験記はこの記事の後半に

意外とやれる! 海外で生ラーメンを手作りしよう

生ラーメンは次の道具・材料が揃えば作ることが可能です。
パスタマシン、ベーキングソーダか重曹、炭酸カリウム(あれば)、塩、水、コーンスターチ(麺くっつき防止用)

これで海外在住の日本人が一度は思う「あれ?私ラーメン屋オープンした方がいいんじゃない?」がついに現実に!?(お好み焼き、たこ焼きでも同じことを考える浅はかな私です)

パスタマシンでラーメンが作れる

パスタマシンをお持ちであれば、ぜひ生ラーメン作りにチャレンジしてみましょう。パスタと同じ要領で何回か生地を引き伸ばしてから、アタッチメントで細くカットします。

「かんすい」がなくても大丈夫

ラーメンの麺を作ろうと思うとつまづくのが「かんすい」です。これを使うことでラーメン特有のあの風味とコシが出ます。日本に住んでいたって一般家庭にかん水が置いてあることはほぼないので、海外なら尚更ありません。

しかし、かんすいの主成分は炭酸カリウムと炭酸ナトリウムなので、海外にも売っているお馴染みのアイテムで代用できます。「ベーキングソーダ/重曹(炭酸水素ナトリウム)」です。より強いアルカリ性の強い炭酸ナトリウムにするために、煎ったり、麺レシピで使用する分量内のお湯をかけるなどして加熱します。

ベーキングソーダか重曹だけでも麺は作れます。しかし、より「かんすい」に近づけるのなら「炭酸カリウム(potassium carbonate)」を配合します。これは海外でも手に入りやすいと思いますので、インターネットで探してみてください。

  • ベーキングソーダ/重曹(炭酸水素ナトリウム)
  • 炭酸カリウム(Potassium carbonate)

生ラーメンを作ってみた!

はい、では作ってみましょう。流れとしては、ベーキングソーダを加熱*する。水に塩とベーキングソーダと炭酸カリウムを入れたものを小麦粉に少しずつ入れる。フリーザーバッグに入れてねかす→踏むを繰り返す、パスタマシンで麺にする。(めっちゃざっくり)

※今回のチャレンジで参考にしたレシピのリンクはこの章の最後に掲載していますので、作るときはそちらやその他のレシピをご覧ください。

水回し…混ぜるのが難しいですね、グルテン〜できろ〜。フリーザーバッグに入れて踏んでから寝かせると、色が黄色くなってきているのに気づきました。ラーメンの色だ!

奥のバナナに意味はありません。

レシピサイトと同じパスタマシンを持っていました。作業中にマシンが動かないように横に万力?クランプ?みたいなのがついているのですが、我が家これを設置できる下側に奥行きのあるテーブルがなくて、カトラリーの引き出しを出してできた隙間に無理やりはめてやってますが、途中で動きます。

すぐ茹で上がる

2分くらいですぐ茹で上がります。なので、お好みのスープと具の準備を茹でる前にしておいた方がいいです。ラーメンが出来上がる瞬間って結構忙しいですね。ラーメン屋さん無理でした、ごめんなさい。

スープに麺入れて、具材を載せたらラーメンの出来上がり!ラーメンのあの風味と歯応えがちゃんとして美味しいです。冷凍保存もできるということなので、週末に何食分か作ってランチに食べたいですね。うん、これは満足感が高いです。

今回参考にしたレシピ
自分用の変更点・その他メモ
  • かんすい・重曹がなかったのでベーキングソーダを使用
  • 炭酸カリウム(Potassium carbonate)も追加
  • 上記の比率を「ベーキングソーダ:炭酸カリウム=2:1 」に
  • なので「強力粉300g、水120g、塩3g、ベーキングソーダ2g、炭酸カリウム1g」
  • ベーキングソーダに分量内のお湯を少しかけてフライパンを使う手間を省きました

※麺の世界は奥深いので、お好きな配合を見つけてください。

パスタを重曹で茹でてみた!

ずっと気になってた、材料はあるのに全然やらなかったライフハック「パスタを重曹で茹でると本格的な中華麺みたいになる」。半信半疑でとうとうやってみました。

材料:スパゲティ200g(2人前)、重曹(ベーキングソーダ)大さじ1、塩少々。
手順:沸騰したお湯に重曹と塩を入れて、そこでパスタの袋に記載の時間+2〜3分茹でるだけ(好みで調整)。

注意!以下普通の太さのスパゲティで作ってますが、結論から言いますと、もっと細めの方がいいです。

ラーメン パスタ 重曹

パスタは細い方がいいです

準備するものは、パスタ、重曹、塩。

具やスープの準備もお忘れなく!今回は具は麺を茹でる前に準備して、スープは粉末ラーメンスープの素を使ったので麺が茹で上がる直前にお湯で溶くだけ。

じゃあ麺茹でましょう。家にあったベーキングソーダを使います。

沸騰したお湯に、大さじ1杯入れます。入れるとシュワーってなります。ついでに塩も少々入れます。適当

パスタ投入。使うパスタの袋に書いてある時間に2〜3分追加して茹でます。

この間に具やスープを準備するのをお忘れなく!

5分くらい経ったところ。なんだかラーメンの麺の匂いがしてきた!

好きな硬さになったら火から下ろしてザルでお湯を切ります。この後、洗って麺をしめるレシピもある。

準備しておいたスープに麺を入れます。ビジュアルがやっぱスパゲティ!いい匂いはするものの、本当に中華麺みたいになるのか心配になってきました。

豚バラを簡単に煮たチャーシューと炒めたパクチョイをのせて出来上がり。

麺太い(笑)食べる直前まで心配でしたが、口に入れた途端笑みが!!

中華麺の味する〜!なんで〜!

一緒に食べた家族にも聞いてみましたが、同意見。これはいい!すごい…さすがネットで話題なだけある。騙されたと思ってやってみた方がいいです。その時は普通のスパゲティよりも細い麺で!

結論:できる?できない?

やっぱりラーメンは
売るより食べる方がいいな

買うなら:
・アジア系スーパーの冷蔵コーナーに種類がある
・冷凍や真空パックなら普通のスーパーでもある時がある
・パスタを重曹/ベーキングソーダで茹でると中華麺みたいになる!

手作りするなら:
・パスタマシンでラーメンができる
・かんすいは重曹・ベーキングソーダで代用可能
・炭酸カリウムも追加するとよりラーメンに近づく

海外コレできる部
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