お餅、お団子、ケーキ、スイーツなど、日本人に愛されるきな粉。重くなく場所も取らないので、日本一時帰国の際にスーツケースにそっと追加する方も多いのではないでしょうか。
オーガニックショップ
海外で大豆製品は人気なので、特にオーガニックショップやネットショップで取り扱いがあります。念のため、炒ってあることと粉状にしてあることを確認するようにすると失敗が少ないかもしれません。
流石に日本のように大豆の品種や炒り方にこだわったものは見つからないかもしれませんが、他の日本食材に比べると比較的安く手に入る部類ではないでしょうか。
Soya Flour Toasted Kinako + お住まいの国・エリア (UK など)
アジア系スーパーマーケット
アジア系スーパーでは日本の2~3倍の値段がしますが、やっぱり日本のがいいなという場合は日本製品を購入することができます。
乾燥大豆を使って自分で作る
乾燥大豆を炒って、ミキサーなどで粉状にして出来上がりという簡単な工程で、きな粉を作ることができます。乾燥大豆自体は簡単に手に入ります。納豆を手作りされる方は乾燥大豆お持ちだと思うので、余った時などきな粉に活用するのもいいのではないでしょうか。
Soy beans + お住まいの国・エリア (UK など)
粉砕道具がカギ!
粉砕には、叩いて砕いてからすり鉢で細かくする、スパイスミル・コーヒーミルを使う、フードプロセッサーやミキサーを使うなど色々方法が検索すると出てきます。しかし、フードプロセッサーやミキサーを使われる場合、どれくらい細かく砕けるのか注意が必要になります。
今回、最初に手持ちのフードプロセッサーで挑戦してみたのですが、結果から言いますと我が家のフードプロセッサーでは細かく粉砕ができませんでした(もしくはコツが分かっていなかった)。
そもそもミル用のアタッチメントを持っておらず、通常のカッターしかなかったのが原因なのですが、チョコチップくらいのサイズにまでは砕けたのですが、これ以上は無理でした。
じゃあ、叩いてもう少し砕いたらいけるかも!とフリーザーバッグに入れてハンマーで叩いてみましたが上記写真のように変化なし。「やばい、無理じゃん…すり鉢もない…」となったところで使っていないコーヒーミルを持っていることに気付きました。すっかり忘れていた(汗)
きな粉を作ってみた!
用意するものは、乾燥大豆とフライパン、粉に粉砕する道具のみ!
今回は60gの乾燥大豆を使って作ります。
フライパンに入れまして、弱火で10分くらい焦がさないように炒ります。
いい香りと共に、色が変わり大豆に亀裂が入ります。
すでにいい香りがしています。粗熱をとります(とらなくてもいけるような気はしました)。
今回は、最終的に家に埋れていた「コーヒーミル」で粉にしました。(前項参照)
一気に粉になった!!がここで安心してはいけない。
一回ふるいにかけると(ザルを我が家ではふるいという笑)、このようにまだ塊がありましたので、塊だけで再度ミルにかけました。
もう一回さっきふるった粉を入れて(ザルの目が荒いから)、全部一緒にミルにかけました。いい感じ!
アチコチにこぼしながら入れ替えをしたためか、60gあった乾燥大豆は最終的に52gのきな粉になりました。何か分量が決まったものに使われる場合は、少し多め乾燥大豆で作ることをお勧めします。
きな粉完成ー!!作りたてはいい香りがします。
結論:できる?できない?
オーガニックショップにもあるよ
買うなら:
・Soya Flour Toasted Kinako などで検索
・オーガニックショップにあることも
・アジア系ショップに日本製のきな粉がある
自分で作るなら:
・乾燥大豆を炒って粉砕するだけ
・粉砕する道具によっては、そこまで細かくならない(またはコツがいる)